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副鼻腔炎 薬液吸入とは?

 

副鼻腔炎 薬液吸入

副鼻腔内の炎症部分に薬液を届ける治療

薬液吸入にはネブライザーという機械を使用して行います。ネブライザーは薬液を霧状にして粒子を細かくすることによって、鼻呼吸した際に届きにくい副鼻腔内粘膜まで薬液を送り込みます。

 

薬液吸入は事前に鼻腔洗浄を行い、副鼻腔内に薬液が届くように処置してから行われます。

 

鼻処置

鼻腔内粘膜に局所麻酔薬と血管収縮剤を撤布した後に、吸引管を使って鼻腔内に存在する粘膿性の鼻汁を吸引除去して掃除し、鼻腔粘膜の腫脹を軽減させる処置となります。

 

副鼻腔自然口開大処置

中鼻道を中心に局所麻酔薬と血管収縮剤を使用し、副鼻腔自然口周辺の粘膜の腫れを軽減させる処置です。

 

これら処置を行なうことで中鼻道に存在する粘液の吸引が容易となり自然口が正常な状態にもどり、引き続きネブライザーを行なうことで副鼻腔への薬液の到達が効率よく行えます。

 

薬液吸入 特徴と効果

 
小児や高齢者でも問題なく行える効果的な局所療法

副鼻腔炎 薬液吸入

よくネブライザーによる治療を鼻腔内の洗浄と間違われますが、ネブライザーの使用目的は副鼻腔内の炎症部分に抗生剤などの薬液を届けることです。

 

例えば薬液を鼻から入れても副鼻腔には届きません。ネブライザーで粒子を細かくすることによって、水では届かない副鼻腔内まで薬液を届けます。

 

複雑な鼻・副鼻腔に薬物を効果的に撤布し得る方法としての薬剤エアロゾルを噴霧吸入させるネブライザー療法は理にかなった方法とされています。

 

ネブライザー療法の利点
  1. 投与方法が簡単で、苦痛を伴わずに炎症局所に有効な薬液濃度を到達させることができる
  2. 薬剤の到達量において、ネブライザーによる投与が全身投与より効率的
  3. 薬物による全身的な副作用を防止できる
  4. 非侵襲性であるため、幼少児や高齢者でも容易に使用できる

 

副鼻腔炎治療の中で比較的に簡単に行える上に、高い治療効果が望めます。鼻に器具をあて、鼻呼吸するだけなので痛みもありません。

 

継続することにより、さらに高い治療効果が望めます。

 

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耳鼻科用、家庭用ネブライザーの違い

 

耳鼻科で行なうネブライザーと市販の家庭用ネブライザーの違いは薬液の有無です。耳鼻科で使用されるネブライザーには抗生剤や排膿を促進させる薬が入っており、その薬効を副鼻腔に届かせます。

 

市販のネブライザーの場合は、生理食塩水のみなので薬効はありませんが、鼻うがいでは期待できない「保湿」の効果があります。鼻腔や副鼻腔を温め、乾燥した粘膜に潤いを与えて、自浄作用を促進させます。

 

副鼻腔炎などの炎症は鼻の中の粘膜が乾燥する事により抵抗力が落ちます。ネブライザーを使用して、普段から鼻腔内の抵抗力を高めることは予防の意味でも重要です。

 
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