ヤミック療法

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ヤミック療法とは?

 

ヤミックカテーテルを使用し副鼻腔内に溜まった膿の吸引と薬液注入を行う療法です。

 

ロシアで開発されて1998年に日本に医療器具として輸入が許可されました。

 

2つのゴム風船で鼻腔の入り口とのどへ抜ける出口の2箇所を塞ぎ、副鼻腔に溜まった膿を押し出し、炎症のある部分に管から薬を流し治療します。

 

コンピュータ断層撮影(CT)など十分な医療機器が揃っていなかったロシアの地方大学病院で、副鼻腔の大きさを調べるために考案されたそうです。

 

ヤミック療法 特徴と効果

 

副鼻腔洗浄でプレッツ置換法がありますが、副鼻腔の構造上、上顎洞・前頭洞・蝶形骨洞の排膿が困難です。ヤミックカテーテルを使用する場合、全ての副鼻腔の溜まった膿の吸引が可能なため副鼻腔炎の治療に非常に効果があります。

 

特徴は従来の洗浄方法に比べ、痛みを伴わないことです。子供(6歳以上から)でも使用でき、治療時間も両側合わせて約15分で済みます。

 

副鼻腔炎治療の基礎治療の一つになる予定でしたが、2005年の薬事法の改正によって輸入できなくなり、現在では扱っている医院はないそうです。

 
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