気管支喘息

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蓄膿症に関係する喘息

 

蓄膿症(慢性副鼻腔炎)に関係していると思われる病気で、気管支喘息、アスピリン喘息、副鼻腔気管支症候群などがあります。

 

喘息と副鼻腔炎は関係が深く、喘息は症状ですぐにわかりますが、副鼻腔炎の場合自覚症状がある人は少なく、あるていど症状が酷くならないと自覚しないのがほとんどです。

 

喘息の治療を行っていても症状が改善しない場合は、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎が原因かもしれません。

 

 

気管支喘息

空気の通り道である気管支がアレルギーなどが原因で炎症を起こし過敏になり、なんらかの刺激によって腫れたり、痰がでることで気管支が狭くなり、呼吸が苦しくなる病気です。

 

 

アスピリン喘息

「非ステロイド性抗炎症剤」、「解熱鎮痛剤」によって誘発される喘息の事を指します。この場合、アスピリンだけが原因物質ではなく、アスピリンと同じような作用がある解熱薬、鎮痛薬、頭痛薬、座薬、かぜ薬または食品に添加される化学物質が原因になっています。

 

鼻炎が先行して、数年後に喘息を起こす場合が多く、アスピリン喘息の患者の多くが慢性副鼻腔炎(蓄膿症)などの鼻症状を併発しています。

 

 

副鼻腔気管支症候群

副鼻腔気管支症候群とは、慢性副鼻腔炎と慢性気管支炎の合併症で、咳や痰、呼吸困難といった呼吸器症状と膿性鼻汁などの慢性副鼻腔炎症状を併せ持った症候群です。

 

免疫力低下、気道感染防御機能が低下するために、気道にに慢性的な細菌感染をきたし、鼻と喉に両方にさまざまな症状が現れます。

 

また、慢性下気道感染が進行していくと、気管支拡張症への進展や性呼吸不全を来たす恐れもあります。

 
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