慢性副鼻腔炎とは?
副鼻腔炎が慢性化している状態です
慢性副鼻腔炎の原因は?
副鼻腔炎を長引かせたり、アレルギーによる鼻炎が年に何回も生じることで慢性化します。人によっては鼻中隔の歪みによって鼻が詰まりやすかったり、長引く炎症によって鼻茸(鼻ポリープ)が形成されてさらに重症化するケースもあります。慢性副鼻腔炎 症状と特徴
基本的な症状は?
鼻水、鼻詰まり、頭重感が一般的な慢性副鼻腔炎の症状です。副鼻腔粘膜からの分泌物の量が増え、黄色く粘り気がある鼻水が出続けます。また、鼻の奥にいやなにおいを感じることもあります。
頭痛というよりは頭がぼ~っとする頭重感が多くいですが、新たな感染によって激しい頭痛や顔面痛を伴うこともあるんですね。
炎症により粘膜が肥大すると、においを感じる神経細胞に空気が届かなくなることで、においを感じなくなります。また、味がわからない「味覚障害」になる場合もあります。
炎症が長引く事により粘膜が腫れ、さらにその上に新しく炎症が起きると鼻茸(鼻ポリープ)ができます。鼻茸が存在する場合は中等度以上に分類され、治療の妨げになるレベルであれば手術になる場合も。
慢性的な鼻詰まりで口呼吸が増え、就寝時に「いびき」をかくこともあります。呼吸器に障害をきたす疾患なので、普段の性活に大きく悪影響を及ぼします。
慢性副鼻腔炎の症状の一覧
- 鼻漏
- 後鼻漏
- 鼻詰まり
- 頭痛・頭重感
- 嗅覚低下
- 鼻の中に異臭
- 口臭
症状の悪化による急性増悪とは?
新たな感染により今ある症状が悪化することがあります。鼻水や鼻詰まりがさらに酷くなり、激しい頭痛や顔面痛が生じる場合もあります。
激しく顔面が痛むのは炎症による蓄膿(膿が溜まっている)と、洞内の気圧差によるものです。我慢せずに耳鼻科で処置してもらいましょう。
現代の慢性副鼻腔炎の多くはアレルギーから?
日本では、1960年代前半まで粗悪な衛生環境で、医療体制も整っていなく、風邪などの感染症が原因の多くを占めていました。加えて日本人の鼻は構造的に詰まりやすく、副鼻腔炎になりやすいそうです。
現在では生活の質の向上、医療技術の進歩により、感染性の副鼻腔炎が減少しました。かわりに増加しているのは、国民病とも呼ばれる花粉症などによる「アレルギー性」の副鼻腔炎です。
慢性副鼻腔炎(蓄膿症) 改善には
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の症状は、鼻詰まり、頭痛、においがわからない、味がしないなど様々です。・・ほんとストレスですよね。
私(管理人)も蓄膿症とは子供の頃からの付き合いです。症状が酷い時は病院に通いますが、軽くなると、通院や薬を途中でやめていました。それを繰り返してきた事で悪化し、手術が必要と診断されました。
こんなことなら「真剣に治療を続ければよかった」と後悔もしました。
手術は問題なく終わりましたが、それで完治という病気ではありません。鼻本来の機能が回復するまで、術後も通院と薬を続けなければなりません。
不規則な出張が多く、定期的な通院が難しいため、なにかいいものはないかと探していたら、改善と予防に役立つ「お茶」を見つけました。
・・半信半疑でしたので調べたら「なた豆」には蓄膿症の原因である「炎症」を鎮める作用と「排膿」を促進させる作用が認められているそうです。点鼻薬などの対処療法ではなく、蓄膿症の原因に働きかける根本療法になるかなと思い購入しました。
味は健康茶的なものだと思ってましたので苦いのを覚悟してましたが、意外と美味しいんですよ。続けて飲んでいたせいなのか、鼻水の量が増えました。それからしばらくして症状が楽になっていったんですね。
管理人はアレルギーからくる副鼻腔炎ですから花粉の時期の前から飲むようにして毎年予防のために利用させてもらってます。いままで苦しめられていた花粉アレルギーとそれによる副鼻腔炎の症状はしばらくありません。
- 続けやすい簡単な方法で改善したい・・
- 都合が悪くて耳鼻科に通えない・・
- 薬を使わない民間療法で改善したい・・
- 花粉などアレルギーをなんとかしたい・・
- とにかくこの鼻症状をなんとかしたい!
そんな「あなた」は一度お試しになってみてはいかがでしょうか。
慢性副鼻腔炎 治療方法
症状の重さに応じた治療法
症状により軽度・中等度・高度の3つに分けられ、症状にあった治療が行われます。
軽度
- 薬物療法
- 局所療法
中等度
- 鼻茸無し:薬物療法・局所療法
- 鼻茸有り:手術療法(鼻茸切除)薬物、局所療法
高度
- 手術療法(鼻茸切除、鼻中隔矯正術)
- 薬物療法
- 局所療法
慢性副鼻腔炎の場合、抗生剤よりも消炎酵素剤の薬が主体となります。また抗生剤の特殊な使い方として、マクロライド系の抗生剤を少量で数週間~3ヵ月程度続ける「マクロライド療法」が現在行われる主な療法です。
定期的に耳鼻科へ通い局所療法(鼻洗浄・薬液吸入を行い、薬物療法にて新たな感染、炎症を抑えながら排膿を促進させて、鼻副鼻腔と鼻腔の本来の働きができるまでおこなわれます。
この治療を数ヶ月行なっても効果がない、または効果が不十分だった場合は内視鏡を使用した手術が行われます。
手術を終えた時点で完治するわけではなく、手術後も治療を続けていきます。