航空性副鼻腔炎の予防と対処法

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航空性副鼻腔炎とは?

気圧の変化により生じる副鼻腔炎

飛行機の副鼻腔炎

普段の生活で起きることはありません。飛行機に乗っていたり、潜水をしている時の急激な気圧変化で発症します。

 

飛行機は離陸時に、外の気圧が下がることで体内から空気が抜けていきます。着陸前になると機内の圧を抜きはじめます。

 

この時に抜けていった空気が体内に戻ってきますが、鼻が詰まっていると副鼻腔の圧調整がうまくできないことで炎症をひき起こします。

航空性副鼻腔炎の症状

気圧性副鼻腔炎の顔面痛

  • 頭痛・顔面痛(眉間・眼の奥・頬)
  • 頭重感
  • 鼻汁

気圧差によって生じるため、主な症状は顔面痛、頭痛です。

航空性副鼻腔炎の予防と対処

 
航空性副鼻腔炎の予防

体の抵抗力が低下している時に発症しやすいので、疲れを抜いて体調を整えることが大切です。アレルギーや風邪による鼻炎(鼻水、鼻詰まり)の諸症状がある方は、耳鼻科を受診しその際にお医者さんに飛行機に乗る事を相談しましょう。

航空性副鼻腔炎の予防3ポイント
  1. 鼻をかんで鼻の通りを良くしておく
  2. 着陸2,30分前から眠らない
  3. 耳抜き(鼻を塞いでつばを飲み込む。アメかキャンディを舐める)

 

子供は航空性副鼻腔炎対策は?

子供の航空性副鼻腔炎

子供は耳抜きができない事が多いので、アメやキャンディを舐めさせるようにしましょう。小さいお子さんと飛行機に乗る場合は、できるだけ鼻の通りをよくしてあげてください。

 

イヤープレーンという耳栓があれば高い確率で予防できます。普通の耳栓と違い、急激な気圧の変化にも対応できるので耳鳴りや耳の痛みを含めて防ぐ事ができます。

航空性副鼻腔炎の予防アイテム


 

航空性副鼻腔炎の診断

時間がたっても症状が改善しない場合

着陸後、市販の消炎鎮痛剤を使用しても頭痛や顔面痛が改善されない場合は、耳鼻科や耳鼻咽喉科で診てもらいましょう。その際に飛行機に乗った事を伝えれば対処してくれます。

 
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